総合型地域スポーツクラブの理想型を追い求めたNスポーツクラブ
2021/04/07
- クラブ・部活訪問
2004年に設立、17年の歴史を持つ「Nスポーツクラブ」。2016年には、総合型地域スポーツクラブとしては全国的にも珍しいクラブハウスを併設した1万5千平方㍍の芝生グラウンド「Nスポランド」を完成させ、幅広い世代が気軽にスポーツを楽しむことができる “拠点”として、さらなる充実を図った。
現在、会員数は約700人。「いい汗・いい顔・いい仲間」をモットーに、子どもたちの体力向上や、高齢者の健康増進を目指し、さまざまな活動を行っている。
「子ども向け」「成人向け」「高齢者向け」「混合・その他」の多種多様なサークルがあり、子ども向けはスポーツサークルが中心。硬式野球のボーイズリーグに所属し、県内でもトップクラスの実力を誇る「大分七瀬ボーイズ」や、近隣の大分市野津原中学校と連携した「硬式テニス」といった“本格派”はもちろん、遊びを取り入れながら運動の楽しさを味わえる小学生対象の「レインボー教室」など、気軽に参加できる教室も多い。「子どもたちが運動に親しむ機会を提供し、スポーツの楽しさを伝えたい」とクラブマネジャーを務める小井手恵子さん。昨年は、野津原中学校で運動が苦手な子どもが “ゆるく”運動に取り組む「ゆる部活」を立ち上げるなど、運動部活動改革の一翼も担っている。
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