
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
2019年は亥年。そこで亥年生まれの年男・年女に新年の抱負などを語ってもらった。第2回は大分トリニータのオナイウ阿道。U-19日本代表など各年代で代表としてプレーした実績があり、千葉、浦和とチームを渡り、昨年は山口で42試合に出場し22得点を記録した。身体能力を生かした豊富な得点パターンを持つストライカーはJ1で暴れ回る覚悟だ。
Q:まずは今季の目標を教えてください。
1試合1得点以上。自分がやるべきことをやるのがチームのためになると考えています。J1残留が目標だとそこで終わってしまうので、常に上を目指して、個人としてもチームとしても上の順位にいけるようにしたいです。
Q:J1では2017年に浦和で1試合出場しています。J1のイメージは?
あの頃は試合に出られなかったが、周りの選手から多くのことを吸収できました。常に高い意識を持って、自分に何が足りないかを考えながらプレーしていたので、少なからず成長できた実感はありました。その経験が昨年の山口での成績になったと思っています。課題はプレーの好不調の波をなくすこと。調子が良くないときにどれだけチームに貢献できるかを考えたいです。
Q:昨年は阿道選手が得点した試合は9勝7分1敗、一度しか負けていませんね。
昨年は試合に出て、得点できたので、大きな自信になったシーズンでした。大分は攻撃に魅力のあるチームです。その中で中心となって、僕が点を取れば勝てる、点を取らせたいと思われるように信頼を得たい。自分自身にプレッシャーをかけ続けているから、もっとやれると信じています。
Q:大分には昨年2桁得点した選手が4人います。どのように融合したいですか。
僕は1トップになると思うので、周りからどうパスを引き出し、連携で崩すのかが大事になる。僕の特徴を分かってもらい、そして僕自身も周りの特徴が分かるように、これからの練習でコミュニケーションをとっていきたいです。
Q:そのためには、自分のストロングポイントを伸ばすべきか、それともプレーの幅を広げていくべきなのか、どちらだと考えていますか?
僕は両方やりたいです。プレーの幅が広がれば、突出した部分がなくなって目立ったパフォーマンスができなくなるかもしれない。でも、試合に出るには運動量を増やすとか、守備でのポジショニングを向上させるとか、やらなければいけないことはたくさんある。それを高いレベルでこなすことを目標に、「自分がこうありたい」という理想のスタイルもしっかり追及していきたいです。もし、どちらかしかできないのであれば、持ち味を伸ばす方を選びます。
コンディションが良く、体も絞れている
Q:他クラブからのオファーもあった中、大分に新天地を求めた理由は?
そんなに具体的なオファーは多くはなかったですが、大分が一番熱心に話をしてくれました。山口にいた時から面白いサッカーをしていると思っていたし、大分でプレーすれば自分自身も成長できると思っているので、得点で期待に応えたいです。
Q:今年は年男、24歳になりますがサッカー選手にとってこの年齢が意味することは?
決して若くない年齢です。僕より歳下の選手が日本代表に入っているし、海外で活躍するのが当たり前になっている。そんな選手に負けないように、結果を残して、日本代表を目指したいです。
Q:意識する選手はいますか?
特にいないですが、J1でも同年代の選手が点を取ったり、チームの中心になっているのは、やはり悔しいし負けたくない。今年は同じ舞台なので、結果で負けないようにしたい。
Q:チームが始動しましたが、三平(和司)選手らに髪型をイジられていましたね。
チームの雰囲気がすごくいいし、気さくな選手が多い。新加入選手が溶け込みやすい。ここ数年は1年ごとにチームが変わっていますが、環境の変化に対応できているし、大分での生活にもまったく不安を感じていません。
Q:では最後にサポーターに向けてメッセージをお願いします。
僕の長所は得点を取ること。大分は攻撃的なチームなのでフィットすると思っています。ペナルティーエリア内でどれだけ僕が仕事ができるかを見てほしい。得点パターンも多いと思っているので、いろんな形でゴールを決めたいです。
すでにチームに馴染んでいる
年男・年女インタビュー
(柚野真也)
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