年男・年女インタビュー③ 尾関潤(バサジィ大分・フットサル)「試合に出場してこそ成長できる」

2019/01/17
  • バサジィ大分

 亥年生まれの県内で活躍する年男・年女アスリートに新年の抱負などを語ってもらった。第3回はバサジィ大分の尾関潤。名古屋オーシャンズサテライトから昨季加入して2シーズン目を迎えるゴレイロ(GK)は、勝負の年と位置付ける2019年を猛進する。

 

常にいい準備をして試合に備える

 

Q:大分で2シーズン目となりますが、名古屋オーシャンズサテライトから移籍した経緯を教えてください。

 大分からオファーを頂きました。Fリーグのチームでプレーできるチャンスを与えてもらったのでうれしかったです。フットサルを取り巻く環境はいいと聞いていたので迷うことはなかったです。

 

Q:名古屋にはいつから在籍していたのですか?

 中学3年の頃から6年在籍していました。それまでは岐阜のクラブチームでサッカーをしていたのですが、GKとしては背が低かった(身長172㌢)こともありコーチからフットサルを勧められました。それで名古屋オーシャンズのユースチームに練習参加して、入ることが決まりました。

 

Q:サッカーからフットサルに転向する時に抵抗はなかったのですか?

 クラブチームでフットサルもしていたので抵抗はなかったです。ただ、本格的にフットサルを始めた時に難しさを感じました。フットサルではゴレイロが50パーセント試合を支配するといわれているので、技術だけでなくそこまでの存在感に達していなかった。実力不足を感じました。

 

Q:名古屋と大分で違いを感じたことは?

 やはりFリーグでの立場というか、構図ですよね。名古屋は絶対王者なので待ち受けるという感じ。それ以外のチームは名古屋に挑むという感じです。絶対に負けられないという雰囲気があり、名古屋は2部練習も多かったし、練習量は他のチームより多かったと思います。あとは王者としてのプライド。勝者のメンタリティーというやつですかね。今年の大分は伊藤(雅範)監督になって、そのあたりを植え付けられている。「負けられない」気持ちが全面に出ていると思います。

 

Q:移籍1年目の昨季はリーグ最下位に終わりました。この結果をどのように受け止めたのですか?

 チームがかみ合わなければ、簡単に順位は落ちるんだと感じました。ただ、チームが低迷していたから個人的にはチャンスをもらった。移籍1年目から試合に出るのは厳しいだろうと思っていたけど、20試合に出場できたのは大きな自信となりました。やはり選手は試合に出場してこそ成長できると感じました。

スローイングが持ち味の尾関潤

 

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