県高校新人大会 競泳女子 リレー2種目を制した中津南が総合優勝

2020/09/08
  • 新人大会

 県高校新人大会が競泳を皮切りに5日からスタートした。7月の県高校総体では3年生不在ながら女子メドレーリレー(4×100m)で優勝した中津南に勢いがあった。この日、得点の高いリレー種目の2種目で優勝し、総合優勝した。キャプテンの吉田暖(2年)は「リレーで2冠取れば総合優勝できると思っていた。狙い通り」と喜んだ。

 

 個人100mバタフライで優勝した吉田は、メドレーリレーでは第一泳者となる背泳、リレー(4×100m)ではアンカーとなる第四泳者を任された。女子部員は5人と少数のため、「与えられた持ち場でチームのためにベストを尽くす。リレーは個人とは違い、みんなのためにという思いが強くなる。前向きに泳げる」と話す。メドレーリレーではスタートから飛ばし、ピッチを落とすことなくトップで第二泳者につないだ。リレーでも仲間の思いを一心に受け止め、誰よりも早くゴールした。野口雄大監督は「抵抗の少ないきれいなフォームだった。キャプテンとして全体を見て、みんなをまとめてくれる」と大黒柱の活躍に目を細めた。

 

メドレーリレーではトップで後泳につないだ吉田暖

 

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