舞鶴3本柱が完封リレーで好発進 夏の甲子園予選2019 

2019/07/10
  • 高校野球

第101回全国高校野球大分大会

7月9日 第2試合 1回戦 別大興産スタジアム

中津北  000 000 00 |0

大分舞鶴 130 020 01×|7(8回裏無死コールド)

 

 「今年の舞鶴はピッチャーがいい。ノーシードだが実力はある」。シード校の監督らが警戒する。前評判の高い常広羽也斗(3年)に新名凌馬(2年)、木村駿太朗(2年)の3本柱。1回戦の中津北戦には右の常広、左の新名、右の木村の完封リレーで快勝した。

 

 先発のマウンドを託された常広は初回から飛ばした。花田修監督は「今日はスピードにこだわって投げろ。変化球でカウントを取りにいこうと思うな」と送り出した。常広はストレート中心の強気なピッチングを披露。「フォームがバラバラで課題だらけ。(100点満点中)30点」と辛口な自己評価だったが、4イニング7奪三振は見事。次戦に期待が持てる内容だった。

 

 2番手の新名は身長165㌢と小柄だが全身を使ったダイナミックなフォームで気迫のピッチングを見せた。「常広さんからゼロで引き継いだので、木村にもゼロで渡したかった」と、予定通り2イニングを被安打0で危なげなくつないだ。攻撃でも5打数3安打2盗塁で打線の起爆剤となる活躍。投打でチームに勢いを与えた。

 

1年時からマウンドに上がる常広羽也斗

 

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