#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 剣道女子

2020/06/22
  • 高校総体

 今年の県高校総体の剣道女子は高いレベルで実力が拮抗している。昨年11月の県高校新人大会の団体戦では大分鶴崎が優勝し、今年1月の全国高校選抜大会県予選では杵築が頂点に立った。そこに明豊、三重総合、大分国際情報を加えた5校が、決勝リーグに進出する4つの枠を争う。「どの高校も力がある。モチベーションが高く、勢いがあるところが勝つだろう」と話したのは大分国際情報の高倉寛矢監督。

 

 新型コロナウイルスは剣を志す者からも、鍛錬の成果を披露する場を奪った。昨年の全国高校総合体育大会(インターハイ)の個人戦5位タイとなった栗山一花(大分国際情報3年)は、日本一を掲げてこの1年間、竹刀を振った。「インターハイ中止の知らせを聞いたときは頭が真っ白になった。全てをつぎ込んできたので受け入れられなかった」と話す。大分国際情報の一員として、インターハイに出場することへの並々ならぬ思いがあったのには理由があった。

 

昨年のインターハイ個人戦5位タイとなった栗山一花

 

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