東九州龍谷高校 やんちゃな3年生の最後の戦いが始まる

2018/12/04
  • 冬の全国大会

 バレーボールの全日本高校選手権大会(春の高校バレー、来年1月5日)の組み合わせが決まった。女子の第3シードとなった東九州龍谷(東龍)の相原昇監督は、「シード校は初戦が重要。春の高校バレーは勢いがあるチームが勝つ。一発目から勝負」と気を引き締めた。今夏の全国高校総体、福井しあわせ元気国体で3位となったが、満足することなく、あくまでも目標は日本一だ。

 

 注目は1年生の頃から試合に出ていた平山詩嫣合屋咲希、梅津憂理、園田風音の3年生カルテット。キャプテンの平山は「自信を持ってプレーすれば結果はついてくる」と話し、園田は「見ている人が応援したくなるような最高のバレーを見せたい」と語った。3年生にとって高校最後の大舞台となる。「自分たちの代で日本一にならなければ意味がない」との思いは強い。

 

 ピリピリするような緊張感が漂う練習からは、日本一を目指す集団の本気度が見て取れる。選手のボールを追う姿は鬼気迫るものがある。大会まで残り1カ月余り、このようなテンションが本番まで続くのか心配だが、練習が終われば気持ちの切り替えは早い。“やんちゃな学年”と呼ばれる3年生が学校生活やテレビドラマのことを楽しげに話す姿は、やっぱり女子高校生だ。

 

日本一に向けて練習は緊張感が漂う

 

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