主体性を大事に活動する大分西高校演劇部 【大分県】

2023/04/06

 通称「西舞」と呼ばれている大分西高校演劇部。県内の演劇大会に出場するだけでなく、校内イベントの照明を担当するなど年間を通じ意欲的に活動している。昨年は年間で最も力の入る「第75回大分県高文連中央演劇祭(中央祭)」で演目「アオハル☆デモクラシー」を演じた。自由を制限された高校生が青春を取り戻すために奮闘する様を表現し、優良賞と審査員特別賞を受賞した。

 

 4月の新人生歓迎公演に始まり、大分県内の高校演劇部が集まるサマーフェス、文化祭や冬季演劇会など、年間を通じて多くの大会やイベントがある。大会前には校内公演を行い、一般の生徒たちにアンケートを取って修正する。部長の樋口果恋(2年)は、「自分たちで台本を作成し構成も考えるので、周りの意見は大切。OBの方々とのつながりも深いので、定期的にチェックしてもらっている」と話す。副部長を務める竹下未來(2年)も「卒業した先輩たちには、演技やセリフの抑揚、表現力などを学ばせてもらった」と言うように、先代の経験を受け継ぎながら実力を付けている。

 

中央祭で優良賞、審査員特別賞を受賞

 

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