新チームの青写真 バスケットボール男子③ 別府溝部学園 内容に注視し、チームの立て直しを図る 【大分県】

2024/03/09
  • 新人大会

 九州大会に向けてチームは立て直しを図る。目標数値を「攻撃は75点以上、失点は70点以下」と明確に掲げ、練習を積み、攻守でベースアップを遂げている。2mを超える留学生と、昨年から試合に出ていた津崎浬(2年)が核となり、成長著しい島崎拓也(同)がチームの爆発力を生み出すカギとなる。津崎は「昨年に比べて今年のチームは個の能力で劣るので、リバウンドやルーズボールなどで、泥臭くても頑張れるチームにならなければ勝てない。スタイルとしては、チーム全体でリバウンドからの速攻の形をつくりたい」と話す。

 

 今は結果より内容に注視する。九州大会、4月の南九州四県対抗選手権を県高校総体に向けての経験の場と捉え、選手を入れ替えながらチームの底上げを狙う。津崎は「コミュニケーションをとって、自分たちの目指すスタイルを形にしたい。そのためには(県高校総体前までの)試合で課題を見つけ、修正できればいい」と、目先の結果にとらわれず、先を見据えた。

 

成長著しい島崎拓也

 

 

(柚野真也)

 

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