新チームの青写真 バスケットボール男子③ 別府溝部学園 内容に注視し、チームの立て直しを図る 【大分県】

2024/03/09
  • 新人大会

 3年生が卒業し、新チームはどのような青写真を描いているのか。本シリーズでは、バスケットボールの県高校新人大会で4強入りし、九州大会への出場権を得たチームの現在地を整理。さらに強化ポイントをチェックしながら、今後の動向を占う。男子の第3回は、昨年、県内無敗でタイトルを独占した別府溝部学園。

 

【チームパラメーター】( )は昨年の数値

オフェンス 7(8)

ディフェンス 7(9)

リバウンド 7(8)

シュート 7(9)

3点シュート 6(7)

高さ 8(9)

 

 昨年は県内負けなし、圧倒的な強さを見せつけたが、主力が卒業し、新チームはガラリと入れ替わってスタートした。中でも、ポイントガードとして1年の頃から試合に出ていた大庭涼太郎が抜けた穴は大きく、釜坂遼コーチは「代えの利かない選手だったので穴埋めするのは難しい。みんなで穴埋めするしかない」と語る。

 

 県高校新人大会では、新チームになってからまとまった練習ができておらず、準備不足を露呈した。攻守ともにかみ合わず、準決勝の大分舞鶴戦で苦戦し、決勝の柳ケ浦戦では第1クオーター(Q)こそ互角の戦いを演じたが、第2Qで一気に点差を広げられて惨敗した。釜坂コーチは「仕方ない部分はあった。守備が手つかずだったこともあり機能しなかった。収穫があるとすれば攻撃の部分で形をつくれたこと。そして、今の実力が測れたこと」と冷静に分析する。

 

キャプテンの津崎浬

 

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