県高校新人大会 バレー男子 大分工業が連覇達成、新チームの飛躍はこの先も続く

2021/01/29
  • 新人大会

 バレー人生で初めてキャプテンの重責を担うことになったという芦谷は、「サーブキャッチや18点以降の試合運びなどまだ課題が多い」と試合を振り返り、「自分一人では分からないこと、迷うこともある。部員全員で大分工業のバレーをつくっていきたい」と話した。勝利の立役者となった甲斐は「まだ安定感が足りない。バックアタックとレシーブを鍛えたい」と修正点を語り、さらなる飛躍を誓った。

 

 決勝戦では江崎監督が声を荒げる場面もあったが、それはチームの成長を期待してのことに他ならない。「今日は試合の中で選手たちの成長を感じることができた。練習でも同じような状況をつくれるよう、一人一人が自覚し、常に緊張感を持ってやっていく必要がある」と江崎監督。

 新型コロナウイルスの影響で九州大会が中止になり、次の目標は全国につながる県高校総体、そして春の高校バレー県予選となる。県高校新人大会優勝は通過点に過ぎない。チーム一丸となって、真の古豪復活を目指す。

 

大会連覇となった大分工業

 

 

(甲斐理恵)

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