8強そろい、大会は佳境を迎える
- 高校野球
7月19日 第3試合 3回戦 別大興産スタジアム
藤蔭 110 020 001|5
大分南 000 000 001|1
藤蔭 市川
大分南 鶴橋-安部-梶尾-松尾
本塁打 藤村(大分南)
三塁打 内田、橋本(藤蔭)
二塁打 堀田、市川(藤蔭)
エースがリズムをつくり、打線も援護
藤蔭 原秀登監督
Q:試合を振り返って。
初戦(2回戦)より市川晃大(3年)の投球バランスが良かった。二段モーションで注意されることもあったが、本人は意識して修正していたし、そこで崩れることがなかった。最終回のホームランは四球を出してリズムを崩すよりいい。市川がどうこうではなく相手のバッターが意地を見せたということ。それよりも9回にだめ押し点を奪えたことを褒めてあげたい。
Q:打線は6安打で5得点。バンドやエンドランを絡めた攻撃が機能したのでは?
先制点を取り、追加点を奪え、先にリズムをつかめた。1、2回に点を取れたことが大きかった。全員が初戦よりバットを思い切り振れている。フライになるのが気になるので、低い打球を飛ばすように意識させたい。
Q:初戦から打順を入れ替えた理由は?
1番の武井政晶(3年)、4番の御手洗孝紀(同)はよく打順を入れ替える。今季は相手の投手が右か左かわからなかたので右と左が交互になるように組み替えた。5回のチャンスに御手洗に打順が回り、走者一掃のヒットを打ってくれたし、今日は入れ替えたのが吉と出た。
Q:この試合は市川選手を最後まで投げさせる予定だったのですか?
最後まで下げるつもりはなかった。100球を超えたあたりから疲れていたようだがピッチャーとしての経験が浅いので、これも経験。彼は昨年の夏の大会が終わって、新チームにピッチャーがいなかったのでセンターからピッチャーにコンバートした。肩が強いし、性格も元気がよくピッチャー向き。これからプレッシャーのかかる場面で、どれだけのピッチングができるかがポイントになってくる。
Q:これから試合間隔が狭まる。連投の不安は?
2番手、3番手のピッチャーはいるが全部、市川で行くつもり。それだけ信頼できるエース。彼が行けるところまで行って、そこから継投を考えたい。
藤蔭高校 戦力分析の記事はこちらから→https://os-oita.com/special/koushien/546.html?p=1