8強そろい、大会は佳境を迎える
- 高校野球
7月19日 第4試合 3回戦 別大興産スタジアム
宇佐 010 000 000|1
津久見 030 021 00×|6
宇佐 高築
津久見 藤春-小野
三塁打 繁田、広田(津久見)
二塁打 篠田(津久見)
ノーシードから勝ち上がり、古豪復活への期待高まる
津久見 河室聖司監督
Q:試合を振り返って。
相手のピッチャーがコーナに投げてくる中、全力を尽くして戦うことができた。1、2回戦では連続失点が続いたが、今日は1点で抑えたことに大きな成長を感じた。ビッグイニングをつくらないこと、それがウチの戦い方。
Q:2回途中で先発の藤春隆志選手(3年)を代えた理由は?
藤春はとても期待していたし、それに応えてくれたが制球が乱れ始めたので迷わず交代した。一つのミスが致命傷になるのが夏の大会。後ろには力のある選手が控えているので、ためらうことなく安心して継投ができる。
Q:後続に小野圭輝選手(3年)を選んだ意図は?
何人かいる投手の中で相手との相性を考えて小野がいいと思った。2回戦も投げているが、彼はどんどん投げる方が調子は上がるタイプ。しっかり抑えてくれた。
Q:5回に4番打者も代えた理由は?
山本康旗(3年)の調子が良くなかったこともあるが、単に中沢竜之介(3年)の方が調子が良かったから。本来ライトの繁田将大(3年)をキャッチャーに使ったのも調子が良いから。ウチは最低限の守備基準をクリアし、制球眼があれば、調子のいい選手から先発で起用する。
Q:第4試合となり開始が16時50分でした。待ち時間が長かったのでは?
エアコンの効いたバスで昼食を取らせ、体温を上げないように待ち時間も工夫している。どんな状況になっても、そんなことを気にする選手はいない。
Q:8強で唯一のノーシードから勝ち上がっています。古豪復活への周囲の期待も高いのでは?
全くプレッシャーがないので思い切っていくだけ。次の藤蔭戦はピッチャーが良いので、何とか攻略できるように考えたい。打ち勝つしか活路はないと思っている。
Q:ここまで3試合戦い、選手の疲労は?
練習量だけはどこにも負けない。これぐらいでへばるような連中ではない。冬場は毎日1500回バットを振ってきた。その成果が結果となり自信となっている。チーム内の競争もあり、背番号をもらった1年生2人がいい起爆剤になってチームの雰囲気がすごく良い。