九州地区高校野球大会県予選 投手戦を制した大分舞鶴が4季ぶり5回目の優勝 【大分県】

2023/04/08
  • 高校野球

第152回九州地区高校野球大会県予選

決勝 4月5日 別大興産スタジアム

藤 蔭  000 000 000|0

大分舞鶴 100 000 00×|1

 

 今大会、打撃が好調同士の対戦となった大分舞鶴と藤蔭の決勝戦は、これまでの様相とはガラリと変わって1点を争う投手戦となった。

 大分舞鶴は初回、四球や相手の失策が重なり2死満塁の場面とし、安部烈光(3年)が押し出しを選んで先制すると、この1点が両者の明暗を分けることになった。

 

 大分舞鶴の渡辺蒼汰(同)と藤蔭の松石信八(同)の先発投手が互いに異なる持ち味を発揮する。渡辺は最速120キロ台の直球と変化球を駆使して、低めにボールを集めた。「変化球でストライクが取れたのが大きい」(渡辺)と、投手有利のカウントに整えて凡打の山を築いた。対する松石も初回こそ得点を許したが、その後は140キロ台の速球とスライダー、チェンジアップの緩急を使った投球で追加点を与えなかった。

 

優勝が決まった瞬間に、マウンドに歓喜の輪が広がった

 

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