4強の戦いが始まる! 主将が語る頂点までのプラン 夏の甲子園予選2019
- 高校野球
7月24日 第4試合 準々決勝 別大興産スタジアム
中津東 000 000 0|0
明豊 303 010 ×|7(7回コールド)
明豊 二塁手・表悠斗(3年)
Q:中津東戦を振り返ってもらえますか。
新チームになって初めての公式戦(秋の県選手権)で中津東に負けました。あの負けから自分たちは弱いと自覚してスタートしたので、この1年間の思いをぶつけました。夏の大会は1点差で勝てばいいとは思っていますが、コールドで勝てたので、この先の厳しい日程を戦う上で体力の消耗を抑えることができました。これから先も今日みたいな試合の入り方ができればと思います。
Q:春のセンバツから今大会まで、チームとして上積みできたことは?
センバツが終わってチーム全体のバッティングが上がりませんでした。その後の県選手権で情報科学に負けたことで、悔しさとともに甲子園に行きたい気持ちが強くなりました。そこから全員の目の色が変わり、今大会までそれぞれが調整でき、ヒット数が増えました。
Q:表選手自身も調子が上がっていますね。この試合は3打数2安打、状況に応じたバッティングができているのでは?
初戦に比べるとしっくりはきているけど、まだまだです。メンバーに入れなかった3年生がバッティング投手や補助に回ってサポートしてくれているので、一緒に戦ってきた仲間のためにも責任のあるプレーをしなければいけないと感じています。
Q:試合後に中津東の選手から「絶対に甲子園に行ってくれ」と千羽鶴を受け取っていました。敗れたチームのためにという思いもあるのでは?
これまで対戦した相手の思いと一緒に甲子園に行くしかない。中津東は地元の高校だし、小学校から一緒に野球をやってきたメンバーもいる。今日は複雑な気持ちでしたが、試合が終わった後に「自分たちの分まで頑張ってくれ」と言われ、すごく力をもらいました。
Q:次は大分商業と対戦します。どのような試合を想定していますか?
準々決勝でいい勝ち方をして勢いがありますが、僕たちは挑戦者であることに変わりはありません。上を見過ぎず、目の前の相手と全力で戦いたいと思います。
(柚野真也)