4強の戦いが始まる! 主将が語る頂点までのプラン 夏の甲子園予選2019

2019/07/25
  • 高校野球

 2回戦でシード校の大分、津久見が破れ、3回戦でも日本文理大学付属、三重総合が涙をのむ結果となった第101回全国高校野球大分大会。一方、明豊は前評判通りに力のある投手陣に隙はなく、大分工業もエース日高翔太(3年)を中心に守りの野球で順当に駒を進めた。今大会の番狂わせを起こしているノーシードの大分商業は、準々決勝で情報科学相手に9回に逆転勝利し、追い風だ。同じくノーシードながら3試合連続コールドで勝ち上がった藤蔭の打力は、一気に頂点まで突き進む勢いがある。

 夏の覇者はどのチームか。準決勝を前に各校の主将に意気込みを聞いた。 

 

 

 

7月24日 第1試合 準々決勝 別大興産スタジアム

大分工業 200 000 010 01|4

杵 築  000 001 011 00|3

 

大分工業 捕手・今宮悠斗(3年)

 

Q:準々決勝では5打数2安打3打点の活躍。試合を終えての感想は?

 (一回1死二、三塁の場面では)真ん中真っすぐを振り抜きました。試合前にオーダーを知らされて(3番から)4番だったのでびっくりした。責任を感じたが1、2回戦は活躍できなかったので、今日は自分が試合を決めるとの気持ちで臨みました。七回から日高の球威が落ちていたので(八回2死一、二塁の場面で)タイムリーが出たときは、これで逃げ切れると思ったが杵築は粘り強かったです。

 

Q:九回には一打逆転のピンチがありましたが、見事に救援に成功した田中健聖投手(2年)にどのような言葉を掛けたのですか?

 「お前に任せた」。それ以上は声を掛けていません。アイツは度胸があるし、毎日誰よりも早く練習に来てコツコツと練習してきました。真っすぐとスライダーが持ち味なので、思い切り良く投げてもらいました。一度相手に傾きかけた流れを持ってきてくれました。

 

Q:いよいよ準決勝です。どんな試合にしたいですか?

 徐々にチーム状態は上がっています。守備から流れをつくれています。日高も田中もいい球を投げてくれています。藤蔭戦へ準備はできています。2つ勝って甲子園に行くだけです。

 

Q:では、どんなプレーでチームの勝利に貢献したいですか?

 杵築戦はリード面で不満の残る試合になってしまった。その反省を生かし、バッティングは得意なので、何番になってもチャンスで回ってきたら得点に結びつけたいです。

 

 

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