県高校総体直前特集 サッカー男子② 撃ち合い上等、大分工業が攻撃サッカー貫く

2019/04/24
  • 高校総体

イチ押しプレーヤー

 

MF明石龍弥(3年)

169cm、62kg、杵築中学校出身(前所属チームは大分トリニータU-15宇佐)

 

 1つ上の学年のチームから中盤に配置され、安定感のあるプレーで評価を高めている。友成監督は「中盤のマルチプレーヤー」と称す。的確に状況判断でき、最善の答えを素早く見つけ出すことができる。守備においても1対1に強く、体を張り、惜しみない運動量でピッチを駆け回る。キャプテンの高野が「明石はチームの中心。アイツがいないと別のチームになる」と語るほど、チームに欠かせない選手だ。

 

 左足甲のけがが気掛かりだが、最近は前線に近い場所でプレーし、得点に絡む仕事を求められている。県総体では「攻撃の起点となるプレーをしたい。先輩たちが悔しい思いをしてきたのを見てきた。今度こそ優勝したい」と意気込む。最終学年となり、「声を出して引っ張ることを意識している」と内面の変化も成長を後押ししている。悲願の優勝に向けて万全を期す。

 

 

県高校総体直前特集

サッカー男子 ①タレントぞろいの大分が優勝候補筆頭

       ③気持ちを新たに再々出発した柳ケ浦

       ④大分上野丘 ラストピースは3年生の底力

       ⑤鶴崎工業 堅守速攻で番狂わせ起こす

       ⑥3学年の融合を図り、王座奪還を狙う大分西

       ⑦大分鶴崎 ダークホースになるために基本を追求

       ⑧目指すスタイルが明確、前評判の高い中津東

(柚野真也)

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