全国高校総体 柔道男子 春夏連続日本一を達成した吉村悠之介(柳ケ浦3年) 【大分県】

2024/08/14
  • 高校総体

全国高校総体柔道競技

8月11日 レゾナック武道スポーツセンター

男子個人60キロ級 決勝

○吉村悠之介(柳ケ浦) 僅差 山本風来(愛知・大成)

 

 吉村悠之介(柳ケ浦3年)は、柔道男子個人60キロ級で春夏連続の日本一を果たした。優勝が決まった瞬間、万感の思いが込み上げた。「これまで支えてくれた方々の顔が思い浮かんだ。結果を出せず苦しい時期もあったが、そこからはい上がり、最高のストーリーで終わることができた」と涙した。

 

 全国高校総体(インターハイ)は苦しい試合が続いた。初戦となる2回戦から決勝までの5試合は全てゴールデンスコア(延長戦)。一本を取る柔道スタイルを持ち味とする吉村が一本勝ちしたのは、準決勝での大内刈りを決めた試合のみ。3月の全国高校選手権を制した王者の輝きはなかったが、冷静に試合を進め、「前に向かっていく己の柔道を貫いた」と松谷鯉太郎監督。強気の攻めの柔道が勝利を呼び込んだ。

 

前に向かう柔道を貫いた

 

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