全国高校総体 バレーボール男子 会心の勝利で大分南が決勝トーナメント進出 【大分県】

2024/08/02
  • 高校総体

全国高校総体バレーボール競技

男子 8月1日 ダイハツ九州アリーナ

予選グループ

大分南2-0天理(奈良県)

 

 快勝だった―。気持ちよくスパイクが決まり、ブロックでピシャリと止める。レシーブはセッターの定位置近くに返り、攻撃の選択肢が広がる。全国高校総体のバレーボール男子予選グループ、大分南が天理(奈良県)に2-0のストレート勝利し、決勝トーナメントに進出した。この日、55回目の誕生日を迎えた柿原茂徳監督は、「地元開催のプレッシャーがすごかった」と苦笑いするも、「選手から最高の誕生日プレゼントをもらった」と気持ちよく汗を拭った。

 

 県高校総体で大分工業に敗れ、第2代表として出場した。戦力で勝りながら、試合の進め方が拙く、第1セットを先取するとふと気が抜ける悪癖があった。大会後は課題克服とともに、セッターを渡辺豊志(3年)に戻し、エース水田凰雅(同)頼みの攻撃から全員攻撃に移行した。キャプテンの渡辺は練習から下級生と積極的にコミュニケーションを図り、コンビネーションを高めることに集中した。「それぞれの特徴を引き出せるようになり、最高の形で試合を迎えることができた」(渡辺)。

 

仲間の特徴を引き出した渡辺豊志

 

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