県高校総体前特集 バレーボール女子④ チームづくりを進め、大番狂わせを狙う国東 【大分県】

2024/05/09
  • 高校総体

 高校生アスリートの祭典・全国高校総体(インターハイ)のバレーボール女子が中津市で開催される。その県予選となる県高校総体が6月1日から始まる。今大会は上位2チームが全国高校総体の出場権を手にすることができる。今回は上位争いが予想される4チームを紹介する。第4回は復調の兆しを感じさせる伏兵の国東。

 

 全九州総合選手権大会県予選で本戦に出場できる3位以内を確保できなかったものの、4強入りした。県高校総体前にチームの状態は上向いている。辻郁徳監督は「持っている力の半分も出せなかったが、体力も技能も向上している」と前向きだ。

 

 チームの主軸はキャプテンの佐藤栞菜(3年)。責任感が強く、リーダーシップがある。ジャンプ力とパンチ力があり、「国東を象徴する選手」と辻監督が期待するエースだ。けがで全九州県予選に出場できなかった高橋愛海(2年)も指揮官が評価する選手の1人。戦う姿勢を前面に出して、チームを勢いづかせることができる。県高校総体までに復帰できれば大きな戦力となる。

 

チームを引っ張るキャプテン佐藤栞菜

 

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