全国高校総体出場校紹介 ソフトテニス女子 経験値高く、全国で上位を目指す明豊 【大分県】

2023/07/14
  • 高校総体

 女子ソフトテニスは、明豊が4年連続で全国高校総体への出場権を獲得した。「九州大会、全国大会、国体に出場して、経験値はこれまでで一番高い」と吉良洋介監督。練習だけで培うことが難しい経験を積み重ねて、「試合運びがうまいペアが増えた」ことはチーム全体の強みとなっている。また、中高一貫6年間の指導が開花した。九州や全国で結果を残してきた明豊中学1、2期生が現在高校1、2年生となり、中学からの下積みが勢いとなっている。

 

 県高校総体では盤石な試合運びで団体戦優勝、個人戦でもベスト8のうち七つを独占したが、吉良監督は「思わぬ敗戦もあった。上位層の強化はできたが、底上げが完璧ではなかった」と厳しい視点で振り返る。その理由は、「全国高校総体で上位を目指すために、県を独占する」という目標を掲げていたからだ。団体戦は圧倒的な力で優勝し、個人戦でもある程度の結果は残せたものの、課題も多く見つかった大会だった。

 

中高一貫での強化が結果に結びついた

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ