九州高校体育大会 テニス男子 地元の声援に後押しされ、連覇を達成した大分舞鶴 【大分県】

2023/06/21
  • 高校総体

第58回全九州高校テニス競技大会

6月19日 レゾナックテニスコート

男子団体

決勝 大分舞鶴2-0佐土原(宮崎)

 

 大分開催となったテニスの九州高校体育大会。男子団体に出場した大分舞鶴は、地元の声援と後押しを力に変えた。宇野敦也監督は「選手は多くの方が大会を支えてくれていたことを分かっていたし、地元で負けたくないという思いが強かった。しんどい試合もあったが、粘り強く戦ってくれた」と、接戦をものにして連覇を達成した選手たちをたたえた。

 

 今大会の団体は「誰が試合に出ても遜色なく戦える5人」を選考した。1回戦から決勝戦までの4試合でメンバーを入れ替えたのは、体力勝負となる真夏の全国高校総体(インターハイ)を見据えているからだ。「調子のいい選手を起用した」(宇野監督)とコンディションを最優先し、対戦相手との相性によってダブルスのペアを変えるなど采配が光った。

 

 4試合全てにダブルスで出場した糸永龍矢(3年)は、1年生の頃から多くの選手とペアを組んできた。「それぞれの特徴を知った上で、自分の良さが出るようにプレーした」と話す。1、2回戦では冨田竜誠(同)のストロークの強さを引き出し、準決勝と決勝では川上慶槙(同)と組んでボレーで仕留めることができるように試合を組み立てた。糸永は「同級生と組んだので、どんなプレーをしたいか理解できている。インターハイでは全勝してチームの勝利に貢献したい」と強い思いを口にした。

 

決勝で組んだ糸永龍矢(左)・川上慶槙(右)ペア

 

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