県高校総体前特集 バスケットボール女子 注目選手のライバルを紹介(1) 【大分県】
2023/05/17
- 高校総体
28日から始まるバスケットボールの県高校総体の組み合わせが決まった。女子は連覇を狙う大分を明豊、中津北、大分商業のシード校に加え、藤蔭が追う。
今回は注目選手を紹介するとともに、彼女たちの気になる選手を聞いた。
パワーフォワード 緒方梨乃(大分3年)
2005年6月24日生まれ、167cm、大分中学校出身
チームナンバーワンの得点源。体が強く、果敢に攻める姿勢でチームを盛り上げる存在でもある。リバウンダーとしても成長を見せていて、「特に得点に直結するオフェンスリバウンドの練習を頑張ってきた」と南九州四県対抗選手権(南九)でその成果を発揮した。ゴール下の彼女の頑張りによって全員が得点を意識できるチームへと成長している。「スタートから全力で突っ走れる試合ができるようになりたい。今年も県内で圧倒的に勝って全国でも結果を残す」と気合い十分だ。
気になる選手
永原琉衣(明豊2年)
南九の県予選決勝では、ポストプレーや0度からのシュートを決められてしまった。あと一歩の詰めの甘さがあった。次に対戦する機会があれば、しっかり抑えて、もっと得点差をつけて勝ちたい。チームとしても県高校総体で優勝するためにはディフェンスの強化が重要。どの試合も終盤に得点を許すことが多かったので、最後まで守り切る力や流れが相手に向いたときに落ち着いてプレーする精神力の強化など課題と思っている。