#スポーツのチカラ 県高校総体 サッカー女子 サッカーができる喜び爆発、柳ケ浦が13得点で大勝

2020/07/25
  • 高校総体

 練習不足の心配も大量得点で吹き飛ばしたー。県高校総体の女子サッカーで柳ケ浦が竹田南に13-0で勝利し、九州チャンピオンの強さを見せつけた。新型コロナウイルスの影響で5月25日まで始業式が延期になり、入学式もその翌日に行われた。当然、部活動も休止が続き、急ピッチで大会に備えた。林和志監督は「完成度は低かったが、サッカーができたことが良かった」と無事に試合が終わったことを喜んだ。

 

 試合前の記念撮影では、けがでベンチに入れなかった3年生と入国制限されている韓国留学生のユニフォームを掲げた。「試合ができない選手のためにとの思いが強かったと思う」と林監督。サッカーができる喜びをプレーで表現した柳ケ浦イレブンは、開始3分にエース加藤明星(3年)のヘディングシュートがゴールラッシュの幕開けとなった。

 

 加藤もけがに苦しみ半年近く思うようにプレーできなかった。「チームと離れている期間が長かったので焦りもあった。自分の存在を証明したかった」とゴールに迫る。本調子ではなかったが高い技術と抜群の得点感覚でチームに勢いを与えた。サイドからドリブルで突破し、中央にカットインしてG Kの位置を確認してシュートを狙う。前半だけで3点を決め、後半もプレー強度を落とさずダブルハットトリック(6点)で完全復活を印象付けた。

 

この試合6得点の加藤明星

 

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