全国高校剣道選抜県予選特集 女子(3)大分鶴崎 チームワークと明るさで全国大会連続出場狙う【大分県】

2025/01/14
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  • 春の全国大会

 剣道の全国高校選抜大会の県予選が26日に開催される。昨夏の全国高校総体で男子の明豊が準優勝、女子の明豊が3位となったことで出場枠は男女ともに2枠に増える。全国切符獲得を目指す男女それぞれの有力チーム、注目選手を紹介する。

 

 大分鶴崎は、昨年の県高校総体の女子団体で1、2年生中心のチームながら実力が拮抗(きっこう)するライバル校に勝利し、開催枠(2位)で全国への切符を手にした。全国選抜県予選では夏の経験を糧に再び全国の舞台を目指す。

 

 現在のチームは2年生6人、1年生1人。登録メンバーぎりぎりの人数で、突出した力を持つ選手もいないが、チームワークと明るさ、粘り強さを武器に躍進を続けている。「(全国高校総体を経験し)頑張れば目指す場所に行けると分かったし、力を出せずに負ける悔しさも知った。精神的に大きく成長することができた」。そう話す後藤昭徳監督は、「全国での敗因を緊張とプレッシャーだ」と分析する。普段は「ゆるキャラの集まり」と例えられるほどおおらかなチームは、全国の雰囲気にのまれ、トレードマークの笑顔も、いつも通りの力も出せずに終わった。ただ、全国の舞台で学んだものは多い。全国大会の雰囲気、強豪校との力の差、マインドコントロールの大切さなど一つ一つがチームにとってかけがえのない財産となったという。

 

全国舞台を経験し、大きな自信を得た

 

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