テニス男子 初の全国舞台に燃える大分鶴崎
2022/03/03
- 春の全国大会
初めての全国舞台は「ノープレッシャーで戦おう」と呼び掛けるのは、キャプテンの中島大和(2年)。「全てが初めてのことなので楽しみたい」と話すが、勝負へのこだわりは強い。188cmの長身から繰り出す強烈なサーブとリーチの長さを生かしたストロークでシングルスの1番手として出場する。同2番手の板井勇士朗(同)とともに、チームに勢いを与える役割を担う。個人戦にも出場する川辺一真(1年)はオールラウンダーで、団体ではダブルスで出場する。「相手によってプレースタイルを変え、結果に結びつけたい。勝っても負けても次につながる大会にしたい」と気負いはない。
全国デビューを控え、練習の雰囲気は良く、声も出ている。「明るく楽しむテニスが鶴崎のスタイル。全国でもその良さを発揮したい」と中島。新たに歴史を塗り替え、次の目標となる全国高校総体の出場を目指す。末延監督は「上級大会を経験することで、一気に成長することもある。選手は伸び伸びプレーをしてほしい。そこから課題が見つかればいい」と話した。
全国選抜高校大会での目標はベスト8
(柚野真也)