全国高校選抜大会 ハンドボール男子 強豪に善戦した大分雄城台、敗退の中で得た大きな収穫 【大分県】
2025/03/30
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第48回全国高校ハンドボール選抜大会 男子3回戦
3月24日 コダマ大洲アリーナ
大分雄城台21-30総社(岡山)
ハンドボールの全国高校選抜大会で、男子の大分雄城台が3回戦で強豪・総社(岡山)に21-30で敗れた。総社はU-19日本代表選手を複数擁し、高さ、パワーともに全国トップクラスの実力を誇るチーム。大分雄城台は前半、粘り強いディフェンスと速攻で食らいつき5点差で折り返した。
試合後、平井徳尚監督は「前半は最大5点差までは許容範囲だったが、後半の入りで3点差に詰めたかった」と悔しさをにじませた。後半開始5分間は互いに無得点の膠着(こうちゃく)状態が続いたが、ここでのチャンスをものにできず、相手のペースに巻き込まれた。「相手の土俵で試合をしてしまった」と振り返る。また、前半終了間際の7メートルスローでのミスが痛手となった。平井監督は「絶対に打ってはいけないコースへのシュートだった。逃げる形で打ってしまい、その後チーム全体の気持ちが切れてしまった」と冷静に分析する。もし、あの場面で正しい選択ができていれば、2、3点差で勝負を持ち込めた可能性もあったという。
2試合で22得点を記録した市川舜馬