全国高校サッカー選手権県予選前企画(3) 大分 プリンスリーグでの経験が自信に 【大分県】

2023/09/23
  • 冬の全国大会

 10月21日に幕を開ける「全国高校サッカー選手権大分県大会」。36チームが集い、憧れの選手権を目指す。3年生にとっては高校部活動の総決算となる大一番だ。今年も混戦が予想され、どのような熱戦が見られるのか。シード校を中心に注目チームを紹介する。第3回は前大会覇者の大分。新チームになってから県内での優勝はなく、今大会に懸ける思いは強い。

 

 

【チームパラメーター】

攻撃力 8

守備力 6

組織力 7

体力 7

精神力 6

3年生力 8

 

 今年度は高円宮杯JFA U-18 OFAリーグ(1部)からプリンスリーグ九州(2部)に戦う場所を移した大分。レベルの高い九州の強豪校とのリーグ戦は苦戦しているが、貴重な経験を積んでいる。キャプテンの中村勇太(3年)は「僕たちの代は上の学年の試合に出た選手が少なく、プリンスリーグでは勝てていないが、試合を通して成長できている」と話す。

 

 格上ばかりと対戦するプリンスリーグではでは思うような結果を残せずにいるが、最近は試合内容がよくなっている。伝統のパスサッカーができるようになり、攻撃の形が構築された。特に4-3-3のシステムにおける前線の3枚は破壊力が上がり、得点力が増した。

 

外部トレーナーの指導でフィジカル強化に励む

 

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