大分トリニータ 戦術を落とし込み、得点力向上に期待 【大分県】

2024/07/23
  • 大分トリニータ

 大分トリニータは6勝10分8敗、勝ち点28の14位で中断期間を迎えた。4日間のオフを挟み心身ともにリフレッシュしたチームは、8月3日のリーグ再開に向けて、これまでの試合で改善できなかった課題を修正し、準備を進める。

 

 シーズン当初は「勝ち点60、総得点60、総失点40」の目標数値を掲げた。24試合を終えて総得点19、総失点25。総失点は目標をクリアできそうだが、得点力不足は明らかだ。片野坂知宏監督はこれまでの戦いを改めて振り返り、ボールを保持する場所に着目。中断期間は、中盤もしくは相手陣内でパスをつなぎ、ゴールに矢印が向くように戦術を落とし込む。片野坂監督は「ボールを保持するだけでは相手にとって怖くない。最終ラインから攻撃を組み立てているが、ゴール前に運べなければ意味がない」と話す。得点の意識づけとともに、これまで選手の判断にある程度任せていた部分について、明確に指示を出していく考えだ。

 

リーグ再開に向けて意思疎通を徹底する

 

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