大分トリニータU-18 プリンスリーグ九州5位で折り返す 【大分県】

2024/07/19
  • 大分トリニータ

 九州の強豪クラブや高校と年間のリーグ戦「高円宮杯JFA Uー18サッカープリンスリーグ九州」を戦う大分トリニータU-18。リーグ前半戦を4勝1分4敗、勝ち点13の5位で折り返した。

 

 前半戦最後の試合となったアビスパ福岡U-18戦では、試合開始2分、4分に立て続けに失点する。前半終了間際にも追加点を決められ苦しい展開を強いられた。後半は山﨑雅人監督の「守備陣形をコンパクトにして、前線からボールを奪いに行くように最終ラインを高く保とう」との指示を受け、狙いとするハイプレスからの素早い攻撃が随所に見られた。ただ、決定機を決め切れず、さらに2失点。0-5で大敗した。

 

 今年のチームは昨年トップチームに昇格した松岡颯人、木許太賀、小野俊輔のような各ポジションで核となる選手がいない。「一人でスコアを動かせる選手はいないので、いい形でボールを奪うためのハードワークが全員に必要になる」(山﨑監督)と全員守備・全員攻撃を打ち出し、強化を進めてきた。

 6月の九州クラブユース選手権では攻守で連動し、躍動感にあふれる戦いを見せた。決勝で敗れはしたが、4試合で15得点、2失点。チームが目指す方向性が間違っていないことを示した。

 

全員守備・全員攻撃が今年のチームの持ち味

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ