大分トリニータ 最適な組み合わせを見つけ、完成度を高める 【大分県】

2024/01/25
  • 大分トリニータ

 2月25日の開幕ベガルタ仙台戦まで早くも残すところ1カ月となった大分トリニータ。チームが始動して2週間余り。片野坂知宏監督は、攻守に切れ目のない「シームレスなサッカー」を目指している。このスタイルに選手たちは理解を示しており、今日から始まる宮崎キャンプが、より重要な意味を持つことになりそうだ。

 

 今季2度目のトレーニングマッチとなった24日のヴェルスパ大分戦では、昨季も採用したシステムをベースにすることを示唆した。片野坂監督は選手たちを複数のポジションで試しており、現在は手探りの様子。中でも守備に関しては、できるだけ前から奪うという大枠があり、守備のスイッチャーとなる前線の組み合わせがポイントとなりそう。「奪うところの強度や距離感は選手それぞれで違うが、シーズンに入る前に共有できればいい。最初から細かく言いすぎると考えすぎて持ち味が出ない。コミュニケーションを取りながら約束ごとを決めていけばいい」(片野坂監督)と焦りはない。

 

シームレスなサッカーを目指す

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