トリニータ 刀根亮輔インタビュー「シュート意識を含めボールを持つ時間を増やしていきたい」

2021/11/25
  • 大分トリニータ

大分トリニータは11月27日、昭和電工ドーム大分で横浜FCと対戦する。DF刀根亮輔選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は11月25日付本紙に掲載)

 

 前節、鹿島戦では最後まで諦めず戦い抜いた選手たち。引き分けに終わり、来シーズンは戦いの舞台をJ2に移すこととなった。がっくりと肩を落とし、涙を流す姿にもらい泣きしたサポーターも多かったことだろう。2010年、U-18 からトップチームに昇格し、その後、東京Vや名古屋などで経験を積み18年に復帰した刀根亮輔選手。アカデミー出身の最年長として、来シーズンはトリニータを引っ張る存在になってほしい。

気がついたら「ベテラン」と言われる30歳。若手選手たちに声を掛けたりしていますか?

 そうですね。自分がやりたいようにじゃないですけど「自分らしくやったほうがいいよ」と軽い感じで言ったりはしています。自分が若い頃、試合に出られなかった時はくさったりしていたので、今から考えるともったいなかった…。今、チームに「問題児」はいませんが、常々、若いやつには「ちょっとした態度などは見られているから」と伝えています。

 

 

経験に裏打ちされた言葉は響くでしょうね。ところで、吉坂圭介GKコーチによると、自身がユースのコーチ時代、一番厳しく接したのは刀根選手だと話していました。

 めっちゃ怒られました。ユースの3年間、プロに入った1、2年目、そして大分に帰ってきた1年目の時も結構怒られました。本当にお世話になって、僕のサッカー人生の大恩人です。そういえば、今年はあんまり言われてないです…。

 

 

ところで、ひげをきれいに整えられていますが、こだわりは?

 特にないです。そっても生えてくるので正直面倒くさいだけです。ひげで洗顔料を泡立てたらきめ細かい泡ができるので洗顔して、あとは頭用のトリートメントみたいなのをつけてくしでピピっととかしたり。それ以外は何もしてないです。

 

 

サッカー選手として大切にしていることを教えてください。

 うーん、何て言うか。ノリと勢いじゃないですけど、そんなに考えても仕方ない、常に「まあなんとかなる」みたいな気持ちでいます。

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