トリニータ 中断期間は自分たちのスタイルを追求

2021/04/02
  • 大分トリニータ

 2週間の中断期間を挟み、J1リーグが再開する大分トリニータ。中断期間中にあったYBCルヴァンカップの2節・徳島戦は1−0で勝利。リーグ戦連敗の悪い流れを切った。片野坂知宏監督は「早い時間の先制点が大きかった。結果が出たことで今後の連戦につながる。ただ、追加点が取れずにシュートまでいけなかった」と収穫と課題を口にした。

 

 徳島戦で先制点を挙げた長沢駿は、リーグ戦から2試合連続得点と調子は上向き。今季から加入した大型ストライカーは、「自分の武器である高さを周りの選手が生かしてくれている。大分の特徴はサイド攻撃。クロスを入れる前に自分のことを見てくれるようになった」と周囲との連係の良さが得点につながっていると語る。サイド攻撃を主体とするチームにとって、192㌢の高さは昨季までなかったもの。前線に明確な特徴のある選手がどっしりと構える安心感は、パスの出し手となる選手に好影響を与える。「多少ルーズなボールでも決めてくれる」(井上健太)。

 

2試合連続得点の長沢駿

 

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