トリニータ 注目の新戦力②坂圭祐 評価は上々、大分の新たな最終ラインの軸となる
2021/02/14
- 大分トリニータ
プロ4年目で初めての移籍。「環境の変化や、新たなサッカー感に触れることが、自分の成長につながる」と向上心を持ち続ける坂は、自分の立ち位置を冷静に見つめる。「始動から戦術を落とし込む練習をしてきたが、これまで経験した守備システムよりもスライドの運動量が多い。頭を整理しなければいけない。どれが正解なのかつかみ切れていない」。答え合わせの日々が続くが、取材時は笑顔が多く、充実感がうかがえる。
「ここまでけがなくやれている。悪くはない。開幕までにコンディションを上げたい」と調整は順調。片野坂知宏監督に「対人に強く、アグレッシブ。キックも広角に蹴ることができ、リーダーシップを発揮している。戦術においても吸収力がありスカウティング通り」と印象づけた。開幕に向けて存在感は増すばかり。
開幕に向けて心身ともに充実している (写真提供=大分トリニータ)
(柚野真也)