トリニータ 片野坂知宏監督インタビュー「トリニータらしい戦いで締めくくることができればいい」
2020/12/11
- 大分トリニータ
―鹿島の連勝を7で止めたり、川崎の昭和電工ドームでの優勝を阻止したり、ビッグクラブに地方クラブが挑戦する意義をどう捉えていますか?
たとえビッグクラブが相手でも対戦しなければ分からない。そこがサッカーの醍醐味であると思います。我々がどういうサッカーをして戦っているかということを多くの人が注目し、成果を上げ、トリニータの存在価値を高めていければなと思っています。
―残り3試合、どういう戦いを見せていきたいですか?
まずは目の前の試合に対して良い準備をする、それに尽きると思います。ただこの時期は来季の契約など、ピッチ外のところがザワザワしてくるので、何とかそういうところに選手の気を向けさせず、集中して戦えるよう(試合環境を)整えていきたいと思っています。札幌さんや湘南さんとはマッチアップするだろうし、最後の鳥栖さんは若い選手が躍動する素晴らしいチームです。簡単な相手は一つもないと感じています。トリニータらしい戦いで締めくくることができればいいし、去年の勝ち点が47だったので、それを上回るよう勝ち点を積み上げていきたい。攻守の狙いを合わせて、粘り強く、90分切らさず戦ってファン、サポーター、応援してくれる全ての人に勝利をプレゼントして、一緒に喜び合えるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=