大分Bーリングス 球界を代表する「ヒットメーカー」内川聖一が凱旋入団 【大分県】

2022/12/06
  • 大分B―リングス

 「生まれ育った地で現役生活を終えたいと思った。最後に、ユニフォームを着る姿も脱ぐ姿も見せたい」

 NPB(日本野球機構)で通算2186安打、生涯打率3割2厘をマークした内川聖一。地元・大分で行われた、九州アジアリーグに参戦する大分Bーリングスの入団発表会見で、新たなチャレンジに胸を高鳴らせた。

 

 今季、内川は22年間のプロ野球生活に区切りを付けた。横浜ベイスターズ(当時)、福岡ソフトバンクホークス、東京ヤクルトスワローズの3球団で輝かしい記録を残した。NPBの引退を宣言したが、「まだまだ野球が好き。プレーをしたい」という気持ちにうそをつけなかったという。今季の1軍出場は7試合にとどまったが、2軍の試合では打率3割3分5厘、4本塁打と結果を残していた。全国各地の独立リーグから複数のオファーが届き、両親やお世話になった人々に相談したところ、「野球を続けたい意志があり、オファーがあるならプレーした方がいい。ユニフォームを着られるうちは着た方がいい」と後押しされ、地元の球団でプレーすることを選んだ。

 

来季から大分Bーリングスでプレーする内川聖一

 

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