一人一人の個性を自由に表現する 大分西高校美術部 【大分県】

2024/06/20

 5月に行われた「大分県高校文化連盟美術専門部スケッチ大会」は、大分県下から250人が参加し、大分県立埋蔵文化財センターで思い思いの1枚を描いた。大分西高校美術部は参加した10人中、7人が推奨を受賞した。「過去最高の成績となった背景には3年生の熱意がある」と話すのは顧問の井ノ上佐和子教諭。「自分を表現したいという気持ちが強く、それが後輩たちに良い影響を及ぼしている」と生徒たちの自主性を高く評価する。

 

 通常であれば3年生は部活動を引退している時期だが、今年はそれぞれが目指す大会に向け作品制作を続けているという。2年時に入部した佐藤由菜(3年)は、「昨年は受賞できなかった大会に挑戦したいという気持ちがある。最後まで頑張りたい」と話す。受験期を迎える中で湧き上がる自分の気持ちを描き、大分県高校文化連盟美術・工芸中央展へ出展するという。

 

それぞれの個性あるテーマに合わせた1枚を描く

 

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