プロ野球ドラフト 県内から2選手が育成で指名
2020/10/27
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甲子園高校野球交流試合に出場した大分商業と明豊からそれぞれ1名、プロ野球ドラフト会議で育成指名を受けた。オリックスから育成1巡目に指名された川瀬堅斗(大分商業3年)は、「嬉しいけど(1軍の試合に出場できる)支配下登録で指名されなかったことは悔しい。一軍でプレーすることだけを考えたい」、ソフトバンクから育成6巡目で指名を受けた居谷匠真(明豊3年)は「何も考えられないくらいうれしかった。プロの舞台に一日でも早く立ちたい」と決意を語った。
支配下登録選手の指名が終わる少し前に、教え子を見守る大分商業の渡辺正雄監督の携帯電話にオリックスのスカウトから連絡があった。「支配下登録下で指名はできなかったが育成で指名したい」。育成での指名であれば社会人や大学でのプレーを視野に入れていた川瀬にとって想定外のオファーだった。「本人と両親に意向を確認し、折り返しの連絡を入れた」(渡辺監督)。育成1位となった舞台裏だ。
育成1位で指名を受けた川瀬堅斗