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全国高校サッカー選手権県予選特集 冬の全国へ挑む注目選手とライバル(4) 【大分県】

全国高校サッカー選手権県予選特集 冬の全国へ挑む注目選手とライバル(4) 【大分県】

 全国高校サッカー選手権大分県予選が、17日に幕を開ける。冬の全国舞台へ続く切符は、ただ一枚。その行方を左右するのは勝負どころで輝きを放つ選手たちだ。大会を前に注目選手をピックアップ。それぞれの武器や選手権に懸ける思いに迫るとともに、彼らが「気になる存在」として名前を挙げたライバルを紹介する。


MF関大夢(中津東3年)
2008年9月2日生まれ、176cm、64kg、前所属チームは大分トリニータUー15宇佐(宇佐北部中学校出身)

 関大夢は一瞬で相手を外す動きと県内トップクラスと評される左足の精度を武器とするアタッカー。スルーパスに鋭く抜け出し、相手の前へ入り込んで左足で仕留める形は得意のパターンだ。
 魅力は万能性にもある。本職のシャドーだけでなく、ウイングバックやワントップもこなし、昨年の全国高校選手権の県予選では左サイドバックで出場。右でも左でも、前でも後ろでも戦えるため相手に応じて役割を変えられる。今大会の個人目標は「10得点5アシスト」。磨いてきたスピードとキックで得点に絡み続け、数字と結果の両方で中津東を頂点へ導く。

気になる選手
FW吉良匠生(大分3年)
 吉良とは県高校総体の決勝で対戦しました。得点力が高く、ゴール前では特に厄介な選手です。今大会でも対戦することになれば、激しい勝負になると思います。絶対に得点を許したくないし、個人としても負けたくない。攻守で真っ向からぶつかり、今度も自分たちが勝ちたいです。


GK矢野廉士(大分南3年)
2008年5月26日生まれ、172cm、68kg、前所属チームはFCスフィーダ(三重中学校出身)

 矢野廉士は高校入学と同時にベンチメンバー入りし、2年時の県高校新人大会からゴールマウスを守ってきた。最後方から絶えず声を出し、的確なコーチングで仲間を動かす守護神だ。
 友成義朗監督が「今のチームで一番重要な存在かもしれない」と語るほど、その役割は大きい。GKとしての技術に加え、自分のプレーだけでなくチーム全体を考えられる視野を持つ。何があってもマイナスの言葉を口にせず、仲間を前向きな方向へ導く姿勢も強みである。ピンチを防ぎ、声で立て直す。高校最後の大会でも最後尾からチームを支える。

気になる選手
GK外園湊心(柳ケ浦3年) 
 外園とは中学時代に県トレセンで一緒でした。その頃から「アイツだけには負けたくない」という気持ちはずっと持っています。今大会で対戦するとなれば準決勝。まずはそこまで勝ち上がるために、GKとしてアイツより失点を少なく抑えたい。そして準決勝の舞台で対決し、無失点に抑えたいです。


MF河野真剣(大分鶴崎3年)
2008年4月29日生まれ、177cm、68kg、前所属チームは大分トリニータUー15(明野中学校出身)

 攻撃を操り、守備のスイッチも入れる河野真剣は、大分鶴崎の攻守をつなぐトップ下だ。首藤謙二監督が「サッカーをよく知っている」と評するように、状況を読む力が持ち味。ワンクッションを入れるパスやワンタッチを織り交ぜ、味方を生かしながら決定機をつくり出す。
 もう一つの重要な役割が前線からの守備だ。相手へ圧力をかけるタイミングを見極め、チーム全体を連動させる。前で奪ったボールを、そのまま得点へ。攻撃では好機を生み、守備では奪いどころをつくる。河野が攻守の歯車をかみ合わせたとき、チームの攻撃は一気に加速する。

気になる選手
MF金井佑磨(大分上野丘3年)
 佑磨とは小学校から中学校まで同じチームでプレーし、ずっとキャプテンとしてチームを引っ張る姿を見てきました。高校では僕もキャプテンになり、その大変さが分かるようになった。参考にしているとまでは言わないけど意識する存在です。だからこそ、選手としてもキャプテンとしても負けたくないです。


(柚野真也)

大会結果