
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
県高校総体でトップバッターを切るサッカー男子。大会前1カ月を切り、優勝争いを繰り広げるであろう注目校の仕上がり具合をチェックする。第5回は攻守で統制がとれている大分南。
■昨年度の主な成績■
県高校新人大会 1回戦棄権
全国高校選手権県予選 ベスト8
県高校総体 ベスト8
新チームとなって最初の公式大会、県高校新人大会は棄権となり悔しい思いをした。練習も制限されたが、チームとしてできることを考える時間が増えたことで「やるべきことが明確になった」と三重野英人監督。
秀でた選手はいないが、全選手が懸命にやるべきことを遂行する。ボールを保持しながら、サイドで勝負する。数的有利を作ることができなければ、すかさず逆サイドに振って再び攻撃を仕掛ける。精度の高いプレースキックを持ち味とする本住蓮(3年)のセットプレーも武器の一つ。守ってはしっかりブロックで固め、スペースを消すことが徹底し、ほころびは少ない。
三重野監督は「プレーのタイミングや判断があやふやな部分がある。攻撃も打ち急ぐ傾向がある」と厳しい言葉を並べるが、県高校総体に向けて手応えを感じている。「自信を持ってプレーをすればいい。選手層を厚くして大会に備えたい」と話した。
攻守でまとまりのある大分南
■主将が語る県総体のプラン■
DF末永孟久(3年)
Q:チームの見どころ
「昨年に比べると技術の高い選手が多いのでパスをつなぎ、サイドから攻撃する形ができている。前線はコンビネーションで崩すことができ、セットプレーからも得点できている。調子は上向き。まずはベスト4に入って、そこからさらに上を狙いたい」
Q:どんなプレーでチームの勝利に貢献したい?
「サイドバックなので同じサイドの選手との連係で打開し、クロスを上げるところまでの形を作り、サイドから中央に入ってシュートも狙いたい。守備では1対1でボールを奪い切るプレーを見てほしい。チームワークがいいので、全員で試合を盛り上げたい」
(七蔵 司)
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