#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 馬術

2020/06/26
  • 高校総体

 県内で唯一、馬術部を有する三重総合。中学で国体に出場した野上真生(1年)が4月に入部し、部員は3人になった。団体戦にエントリーできる人数がようやくそろい、レベルも一気に上がった。全国高校総合体育大会(インターハイ)出場を目指していた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためインターハイ中止が決まり、落胆を隠せなかった。袋尻莉紗と松田亜純の3年生にとって最後の晴れ舞台が消えたが、「残念だけど仕方ない。次の大会に向けて自分ができることをしたい」と区切りの大会として県高校総体に臨む。

 

 馬術の見どころについて「馬と人が一体となって競技する特殊なスポーツだが、(高さ1㍍程度の)障害を越える飛越競技は迫力があり、初めて見た人でも楽しめる」と説明してくれたのは三重町乗馬同好会の野仲美樹さん。三重総合の部員を指導し、自らも選手として国体に出場する。高校入学を機に馬術を始めた3年生は、野仲さんの指導の下で練習を積んだ。野仲さんが「馬術は馬の手入れが8割」と話すように、馬に乗って技術を磨くことも必要だが、厩舎の掃除から食事の管理、ブラッシングなど馬の世話が練習時間の大半を占める。

 

馬術は馬の手入れが8割

 

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