グッドルーザー(4) バレーボール男子 大分工業 エースの涙 【大分県】

2023/11/22
  • 冬の全国大会

第76回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)県代表決定戦

11月12日 サイクルショップコダマ大洲アリーナ

男子決勝

大分工業0(23-25、24-26、11-25)3大分南

 

 エース不在は痛手だった―。春の高校バレー県代表決定戦、大分工業はエース抜きで勝ち上がってきた。決勝では鍛え上げた守備と的を絞らせない攻撃で自分たちの流れをつくった。しかし、セット最終盤の勝負どころでポイントが取れず、第1、2セットとも競り負ける。第3セットでは集中力が切れてストレート負けを喫した。キャプテンの田中奏聖(3年)は「全てを出し切った。これが今の自分たちの力」と言い訳はしなかった。

 

 チームに激震が走ったのは6月の県高校総体の決勝。試合中に小野太聖(3年)が左膝前十字靱(じん)帯断裂の大けがを負い、エースを失ったチームは敗戦した。「チーム得点の9割を決めていたエース不在の影響は大きかった」(江崎裕之監督)。根本的な組織変更を強いられたが、2年生が力を付け、複数の選手が得点する多彩な攻撃スタイルを目指した。これまでのベースにあった守備力とかみ合うまで時間はかかったが、「小野を春高に連れて行こう!」とチームがまとまり、下馬評を覆し、決勝の舞台に立った。

 

キャプテンとしてチームを引っ張った田中奏聖

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ