バサジィ・バレー 準決勝敗退、ツーセッターが機能するまで時間が必要

2021/07/25
  • バサジィ大分

 4月に東九州龍谷高校出身の岩崎みなみと鎌田葉月が加わった社会人女子6人制バレーボールチームのバサジィ大分。新チームとなり2度目の公式戦となった「天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会大分県ラウンド」では準決勝で敗れた。岩崎と鎌田のツーセッターで攻撃のバリエーションは増えたが、中村貴敏監督は「これが今の実力。得点までの過程は良くなっているが、フィニッシュにつながっていない。そこで流れをつかみきれなかった」と振り返る。

 

 これまでのオープンスタイルに時間差攻撃やクイック攻撃などコンビネーションを取り入れた。準々決勝の臼杵高校戦では「自分たちのバレーができた」とキャプテンの古原加奈。得点者のバランスが良く、相手に的を絞らせなかった。準決勝の国東高校戦でもツーセッターの利を生かし、常に前衛でスパイカーが3人となり攻撃の幅は広がったが、練習不足は否めなかった。タイミングが合わず、スパイクを打ちきれない場面が散見した。

 

攻撃のバリエーションは増えたバサジィ

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ