トリニータ 後藤優介 愛するクラブのために

2019/03/09
  • 大分トリニータ

 大分トリニータは6日、YBCルヴァンカップ初戦でC大阪に2-1で逆転勝利を収めた。先発全員をリーグ戦から入れ替える大胆な手を打ち、失点をはね返して逆転。メンバーはルーキーのGK小島亨介、DF高畑奎汰、MF長谷川雄志といった経験の浅い選手を起用しながら、結果を残した。

 

 中3日、中2日の連戦は疲労との戦いにもなる。主力を休められたことの意義は大きい。得点したMF丸谷拓也のボール奪取からの攻撃参加、FW後藤優介の決定力など、これからの連戦に備えて使える力を確認できた意味でも、実りある1勝だったといえよう。

 

 リーグ戦では出場時間に恵まれていない後藤は、カップ戦でも先発の座を射止めることができなかった。「(出場の)チャンスはあると思っていた。攻撃の意識を高く保つことができた」とベンチで戦況を見ながら、ピッチに立った時のイメージを膨らませていた。1点を追う後半25分に交代出場すると、引いて守る相手の僅かに空いたスペースでパスを受け、ほころびを生む。そこから大分が主導権を握る時間が増え、得点を呼び込んだ。

 

ルヴァンカップ初戦で活躍した後藤優介(左)と丸谷拓也

 

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