県高校新人ラグビー大会 大分舞鶴、無念の準優勝

2019/02/11
  • 新人大会

 昨年は55-0で圧勝した同大会。今年は5-36と逆の展開となった。ブレイクダウン(密集でのボールの奪い合い)を制しきれず、ラインアウトでのミス、ターンオーバーを奪われるシーンもあった。特に体格の大きな大分東明の留学生を止められず苦戦。「攻められる展開は想定していたが、ディフェンスが機能しなかった。チームの型がまだできていない」と堀尾監督は課題を挙げ、急ピッチで九州大会へ備える。

 

 全国経験が豊富という点では県内他校に対してアドバンテージがある。堀尾監督が「ファイターだ」と期待を寄せるキャプテンの山田大斗(2年)や、旧キャプテンの佐々木康成(3年)が成長を認める江木畠悠加(1年)など、注目選手ぞろい。負けから目をそらすことなく、ぶれずに、伝統の舞鶴らしさが磨かれていくことだろう。今後の戦いが、面白くなりそうだ。

 

得意のモールに持ち込めなかった

 

(冨松智陽)

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