県高校新人バレーボール大会男子 別府鶴見丘が7度目の優勝

2019/02/03
  • 新人大会

 高い目標を掲げる選手たちにとって、今回の勝利は決して満足できる内容ではない。清田が「スパイクが全然決まらなかったし、悔いが残る試合。自分の目標はもっと上で勝負すること。今日のような試合内容では話にならない」と厳しい表情で話せば、技を効かせたスパイクで得点を重ねチームの勝利に大きく貢献した輿水も「僕はまだ(サーブ)キャッチが未熟。そこを鍛えて、スパイクも全部決められるような選手になりたい」と猛省した。

 

 スパイクの打ち方、フォーメーション、試合の流れをつくるポイントなど、大きく進化しつつある別府鶴見丘。目指すのは、県制覇ではなく、九州、全国での確実な“勝利”。そのためには今にもまして隙のないチームづくりをする必要がある。監督代行を務めた酒井達彦校長は「ブロックの入り方、レシーブ、単純なミスの修正など、まだまだ改善点がある」と話し、今後の取り組みの重要性を語った。

 

 成熟しつつある2年生と今大会で貴重な経験を積んだ1年生。両方の力を合わせ、別府鶴見丘はさらなる高みを目指そうとしている。

 

2年連続7回目の優勝を果たした別府鶴見丘

 

(甲斐理恵)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ