新チームの青写真 バスケットボール女子④ 中津北 勝負の1年がスタートした 【大分県】
2024/03/15
- 新人大会
九州大会は、6月の県高校総体に向けての人材発掘と、チームスタイルの構築に重きを置く。そのためには多くの試合をし、勝ち上がらなければいけない。大津留監督は「得点力のあるチームに勝つためにはロースコアに持ち込むのがセオリー。ただ、オフェンス力がなければ勝てない。しっかり守って、勝負どころで確実に一本決めるオフェンス力と勝負強さを身につけなければいけない。それができる選手を見極め、次につながる大会にしたい」と語った。
チームの核となるのが、得点源として期待される倉本と和才美月に、持ち味のスピードで相手を切り裂く友松姫華ら2年生。精神的支柱としてチームをまとめるキャプテンの大西一歌(2年)は「今年のチームはオフェンス能力の高い選手が多い。(好不調の)波があるが、シュートが決まればディフェンスでも集中力が高まるので、シュート力を高めたい。県高校総体までに自分たちの形をつくりたい」と話し、倉本は「得点力を上げ、絶対的なエースになる」と強い覚悟を示した。
チームの得点源となる倉本彩和
(柚野真也)