県高校新人大会 バレーボール男子 5年ぶりに王座に返り咲いた大分工業
2020/01/29
- 新人大会
大会のヤマ場となった準決勝で、大分南と再戦。全国舞台を経験した選手が半数残ったチームに苦戦を覚悟したが、甲斐優作、草野好貴の1年生エースが決定力を高め、流れを呼び込んだ。ストレートの勝利で勢いは一気に加速し、決勝第1セットでは接戦となったが、第2セットは相手を寄せ付けず、1セットも落とすことなく頂点に駆け上がった。
それでも守備に安定感はなかったという。「ボールが落ちなくなり、つなげるようになったが、課題のブロックはチームの約束事が徹底できていない。まだまだ力不足」と江崎監督の評価は厳しいが、そんな嘆き節にも期待感が混じる。2015年の春の高校バレー県予選で優勝して以降、優勝から遠ざかっていたが古豪が目覚めた。2月の九州大会での期待が高まる。「大分県代表として恥ずかしくない試合をしたい」と低迷期を乗り越え、主役に躍り出る覚悟だ。
5年ぶり24回目の優勝となった
(柚野真也)