センバツ高校野球 目標は明豊史上最高のベスト4以上

2019/03/20
  • 高校野球

 「初戦は横浜高校という強豪校だが自分たちの力を100パーセント発揮して絶対に勝つ。明豊史上最高のベスト4以上を目指したい」

 

 10年ぶり3回目の選抜高校野球大会(23日~4月3日、甲子園)に出場する明豊のキャプテン表悠斗(2年)が決意を語った。昨年の秋の九州大会で準優勝したチームは、4試合で32得点と打線が爆発。強力打線を武器に高校球児憧れの舞台・甲子園に乗り込む。

 

 その強力打線の中軸を担うのが野辺優汰(2年)と藪田源(2年)。得点機に強い野辺は「自分の役割を果たすだけ」とチーム打撃に徹す。「どんな変化球にも対応できるように」と冬場に下半身を強化し、力強さと粘りのバッティングを磨いた。実戦感覚を取り戻すまでには至っていないが、今月8日の公式戦解禁日から対外試合を重ね、「初戦までに調整できる」と不安はない。一方の藪田は、重い木製バットを素手で振り続けたことで握力が増し、バットコントロールがスムーズになった。「インコースを逆方向に逆らわずに打てるようになった。飛距離が伸び、打球も速くなった」と手応えを感じている。甲子園での本塁打に期待が集まる187㌢の大型打者は「頭を使ったチームバッティングができればいい。それがホームランになればいい」と話す。

 

チームを引っ張るキャプテンの表悠斗

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