3年生、夏物語2023 野球 プロ注目の右腕・松石信八(藤蔭3年)、9球で終わった最後の夏 【大分県】

2023/07/15
  • 高校野球

第105回全国高校野球選手権大分大会

7月13日 別大興産スタジアム 

2回戦

藤 蔭  040 100 000|5

鶴崎工業 003 303 10×|10

 

 今大会の最注目投手の夏は9球で終わった―。最速152キロを誇る藤蔭の松石信八(3年)は、プロ野球のスカウトが注目する逸材だ。シード校として2回戦から登場し、先発マウンドに立った松石は、一回をわずか7球で三者凡退に抑え、二回に先頭打者に2球目を投じた後、左脇腹に痛みが走った。「腹筋に力が入らなかった。これ以上投げるとチームに迷惑をかける」と無念の降板となった。

 

 「試合前から違和感があるとは聞いていた。これまで一度も痛みでマウンドを降りたことがなかったので、相当な痛みだったと思う」と竹下大雅監督。松石のベンチに帰る足取りは重く、顔は険しかった。「キャプテンとして、エースとしてチームを引っ張る立場の自分が迷惑をかけた。情けない、申し訳ない」とうつむいた。

 

プロ野球のスカウトが注目する松石信八

 

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